Q：引越し時に出た不用品はどのように処分しましたか？

1位:捨てた  42%
2位:オークションやリサイクルに出した  25%
3位:欲しい人にあげた  19%
4位:不用品回収に出した  14%

第１位：捨てた
・リサイクル等を検討しましたが、労力に見合う金額は期待できないと判断して捨てました。［神奈川県／49歳男性］
・引っ越しで忙しい中、不用品は人にあげたり売ったりできる物だろうかと思案することも面倒だったので、捨ててしまった。［東京都／39歳女性］
・本当はリサイクルしたり売ったりしたかったのですが、そうすると片付ける手が止まっちゃうのでとにかくドンドン捨てました。［神奈川県／34歳女性］

近年では、ネットオークションやリサイクルショップなどの利用者が増加傾向にあり、不用品は「売る」という発想が根付いてきました。
しかし、ものによっては売ったとしても金額が小さく、一つひとつ出品していく手間や労力を考えると、捨てた方が効率良く動ける場合があります。

第２位：オークションやリサイクルに出した

・処分するものを捨てるのではなく、他の人に使ってもらいたいと思ったし、不用品回収ではお金を取られるので、これは避けたいと思った。［東京都／44歳女性］
・できるだけ引っ越し費用の足しにしたかったので。［東京都／30歳女性］
・リサイクルショップに来てもらい買い取ってもらいました。値段がつかないものもできる限り引き取ってもらいました。［神奈川県／50歳男性］

普段なら捨ててしまうものも「少しでもお金になれば良し」という発想なら、手間を惜しんで売っていくのが良いかもしれません。
オークションの場合、金額の大きいものであれば送料を差し引いてもプラスになりますし、リサイクルショップに来てもらえば手間を減らすということも出来ます。実際に、不用品から生まれたお金は引っ越し費用にあてられるので、結果的に費用面で嬉しいメリットに繋がりそうです。

第3位：欲しい人にあげた
・使えそうなものは、引越しを手伝ってくれた友人にあげました。［東京都／22歳女性］
・会社の同僚に欲しいかどうか聞いて、欲しい人に渡して喜ばれた。［神奈川県／35歳男性］
・廃棄する数が膨大だったため、費用削減のためSNSを使用して知り合いの方に引き取ってもらった。［神奈川県／20歳女性］

「捨ててしまうのはもったいない」と思えるものは、友人知人にあげることで喜んでもらえて、さらに処分もできるので一石二鳥ですね。
最近はご近所の方に不用品を譲ることのできるSNSも登場してきていますので、不用品が多い場合は、SNSで拡散できると、あげる相手を手っ取り早く決められて、作業も捗るかもしれません。

まとめ
アンケート結果では、全体の42%もの方が不用品を捨ててしまっていることが分かりました。

確かに、言葉の通り「不要」なのであれば本来捨てるのが最善の手段に感じますが、近年ではインターネットやスマートフォンアプリの普及によって、不用品を手軽に売買できる時代となっています。

自分には必要がなくても、「どこかの誰かにとっては喉から手が出るほど欲しい品物」は、案外身近な場所に多く転がっています。
そんな品物を賢く売買できれば、不用品の処分と同時に引っ越し費用を削減できるので一石二鳥と言えます。

ただ、1位の回答にもあるように、不用品の売買には手間や労力がかかることも確かです。
忙しく短期間で荷造りを終えなければいけない場合などは、不用品を売っている時間が確保できません。
しかし、そうと分かっているからこそ、日ごろから不用品を処分する意識が持てれば、ゆっくり時間をかけてでも不用品を売ってお金に換えることができます。

引っ越しは様々な理由から突発的に決まることなので、「引っ越しに備えて」という意識は日ごろ持ち合わせていませんよね。
しかし、「家にある不用品を売る」という意識を持つ分には、収納スペースを広く確保でき、突然の引っ越しにも慌てません。

今はまだ引っ越しが決定していない方も、ぜひこの機会に少しずつ不用品を売って、将来の引っ越し貯金を始めてみてはいかがでしょうか？