引越しは、いろいろと下準備が必要なものですが、準備に必死になるあまり、うっかりミスをしてしまうことがあります。あの荷物、どこにやったっけ、ああ!この荷物を入れ忘れた、など、ありがちな引越しトラブルについて、東京都と神奈川県の皆様にアンケートを回答していただきました。これから引越しをする方は、今回の記事を参考に、うっかりミスやトラブルを予防しましょう!うっかりミスで、その後二度手間、三度手間になってしまうこともあるので、なかなか油断できないですよ。

■アンケート結果
1位: 荷造りが間に合わなかった
2位: 荷造り漏れがあった
3位: 引越し先に家具が搬入できない
4位: その他
5位: ゴミ処理漏れがあった
6位: 物を紛失した
7位: 退去の掃除前に掃除用具を搬出してしまった
第1位
引越しでありがちな、荷造りのトラブル。「色々と溜め込んでいたため間に合いませんでした。」(40歳/神奈川県/男性)など、31パーセントもの方が「荷造りが間に合わなかった」と回答しています。
一言コメント(第1位)
「荷造りに時間がかかってしまい、引越し当日は困った。業者に迷惑をかけた。反省。」(39歳/東京都/男性)に似たコメントがかなり多く、荷造りを甘く見てしまっていたのかもしれません。早めの準備が肝心ですね。
第2位
第2位は、「荷造り漏れがあった」。「見積り時にスタッドレスタイヤを忘れていて、当日追加になり、料金が高くなった。」(51歳/神奈川県/女性)といった見積もり時点から忘れていたものもあれば、「片付けたつもりでいたが、まだ梱包が必要なものが物置に残っていたことがあったから」(30歳/神奈川県/男性)という、猛者もおられます。
一言コメント(第2位)
荷造りしていて、うっかり入れ忘れたものが後から出てきた!なんていうことはよくありますよね。これで全部と思って安心していたら実はまだあったと、当日になってから気づくのでは作業時間が取れず大変なことになります。
第3位
第3位は「引越し先に家具が搬入できない」。「引越し前の部屋の作りでは扉の高さに余裕があったが、引越し先で搬入予定だった部屋の扉が低く、通路も狭くて傾けて入れることもできなかった」(38歳/男性/神奈川県)のように、引越し先に家具が入らないトラブルが目立ちました。一部、日程を間違えて家具だけが引越し当日に移動できなかったという方もおられました。
一言コメント(第3位)
引越し先に家具が搬入できない、というと大体のケースはサイズオーバーであったり、途中のドアなどにひっかかって部屋まで入れられないというトラブルです。事前に横幅を測っていても、高さは考えていなかった!ということの無いようにしましょう。
実に、荷造り関連のトラブルは全体のうちの48パーセントに達します。荷造りは引越しの基本ですが、どれくらいの期間で荷造りができるかの見積もりを間違うと結局間に合いません。引越しと家具のトラブルは切っても切り離せない関係です。というのも、家具はかなりの大きさがありますし、実際に今身近にあるものは実際の大きさよりも小さく感じてしまうことがあるためです。
引越し先が、今の間取りと似ていたり、通路の幅が今より大きければ問題無いのですが、今の部屋よりも狭くなることもあります。盲点なのは、高さのある家具です。高さのある家具は、斜めにして運ぶのですが、それでもドアから入らない事も有ります。ドアの開き方によってはあと数センチというところで通り抜けられないという残念な結果になってしまうのです。いずれにしても、引越し業者と事前に打ち合わせをきちんとしておくことや、荷造りが忙しくてなかなかできない方は荷造りのサービスまで契約するといいでしょう。プロの梱包の早さは目を見張るものがあります。
また、家具の移動は寸法を正しく計測しましょう。東京都、神奈川県はマンションの多いエリアです。一見似たように見える間取りでも、きちんと計測し、ドアの開き方をチェックしてくださいね。