建築中のマンションへ引越すまでの間、仮住まいの家に引越しをされるお客様の事例です。

引越し荷物の運搬は少々複雑で、合計3箇所に荷物を運びます。

・現在のお住まいから仮住まい（川崎市宮前区）への引越し
　→メインの引越し作業

・仮住まいのお宅で使わない荷物を奥様のご実家（神奈川県厚木市）へ運搬

・新築マンションでも使わない物を旦那様のご実家（神奈川県横浜市瀬谷区）へ運搬

仮住まいはお客様のセカンドハウスでもあり、生活に必要な荷物は既にそろっています。

このセカンドハウスから旦那様のご実家へ運ぶ荷物もあります。

このような複雑な引越しでは、お客様との打ち合わせ、意識あわせを特にしっかり行なうことが重要です。

引越し前にお客様が不安に思われていたこと・ご要望

・荷物が混じり運搬先を間違えないよう、引越し準備をする

・セカンドハウスに荷物が収まるか心配

・たくさんの荷物を、傷を付けることなく無事に運びいれて欲しい

・養生をしっかりしてほしい
　（マンションのオーナー様は引越しでエントランスにキズを付けられたことがあり、気にされている）

引越し元のマンションに到着。

作業開始予定時間の9：00より少し早めに到着したので、少々待機しました。

エントランスを養生する前に、最上階にお住まいのマンションオーナー様にご挨拶しました。

ご挨拶、名刺交換をし、養生についてしっかり打ち合わせいたしました。

打ち合せ通り、養生完了です。

今回の引越し現場では階段を使って荷物を運びます。台車を使わず、床に荷物を置くこともないため、床養生はしませんでした。

外階段の壁も養生しました。

外階段の壁は、通常ですと養生はいたしませんが、オーナー様より特にご要望がありました。

こうしてしっかり養生することにより、オーナー様にもご安心いただけたので、引越し荷物の搬出作業を開始いたします。

いよいよ今回引越しをされるお客様にご挨拶をし、お部屋の中を拝見しました。

荷物を搬出する前の寝室の様子です。

布団は引越し当日にお持ちした布団袋に入れていただきます。

ベッドの分解組み立ては、ムービングエススタッフにお任せいただきます。

こちらは仕事部屋だそうです。

ダンボールに入るものはすべて梱包されていました。

電化製品の配線はせべてお客様ご自身ではずしていただいております。

基本的にこうした配線の取り付けは、お客様ご自身で行っていただきます。

※ご希望の場合は、有料のオプションサービスとして、配線の取り付けも承っております。

荷物を3箇所に分けて運ぶので、運搬先を間違えないよう、色テープで印を付けました。

搬出する前にお客様としっかり打ち合わせをし、スタッフの小ミーティングも行いました。

搬出を開始し、トラックに荷物を積み始めました。

仮住まいのお宅へお届けする荷物が一番多いので、そちらからトラックに積み込みました。

ダンボール箱を運び出した後は、小さめの家具を搬出します。

ほこりは雑巾でふき取ってから搬出します！

※このとき使用する雑巾はお客様にご用意いただき、当日お借りしています。

次に大きな家具を搬出します。

上の写真は大型ソファーの脚を掃除している様子です。

どのお宅でもそうだと思いますが、ほこりが沢山ついていたので、掃除機をお借りして掃除してから運びました。

次に天板がガラス製のテーブルを梱包します。

ガラスの天板は外れない構造でしたので、そのまま梱包しました。

ガラス部分をダンボールで保護した上で、さらにキルティング素材の梱包資材で包みます。

プロの安全梱包！

次にワインセラーを搬出します。

ワインセラーの裏は、上の写真のように銅の配管がむき出しになっていることが多いです。

通常の冷蔵庫ではここまではむき出しになっていません。

手で持って運ぶ際、そのままですとどうしても銅線等にふれてしましますが、この部分に手や物が触れないように運ばなくてはなりません。

まずダンボールで配管周りを囲み、保護します。

ダンボールで保護した上から、通常の家具梱包材で梱包します。

これならスタッフ同士で手渡しする際も、安全です。

こちらはトラックに積み込んだ大型テーブルです。

このテーブルに加え、ベッドは分解して運びました。

分解する家具を搬出する順番は、最後です。

12：30、計3台のトラックへ荷物の積み込みが完了しました。

それぞれのトラックに行き先の違う荷物が積み込まれています。

この後、途中で昼食をとった上で、引越し先でお客様と待ち合わせです。

この続きは「仮住まいのため3箇所へ荷物を運ぶ複雑な引越し（搬入編）」でご紹介しています。