「東日本大震災」復興のお手伝い その5
皆さん、こんにちは。ムービングエス代表 林です。 本日は岩手県大槌町の支援活動の一環で物資運搬以外に現地での 通信環境のサポートとして実際に結果が出た事例を紹介させて頂きます。
支援開始当初からボランティアの浅井さんと連絡を取るうえでインターネットが 使えないというのが今後、ネックになるであろうと話していました。
そこで弊社の専属のネット関係のコンサルティング&アドバイザーでもある 宮脇さんに相談してみました。まず、問題点として岩手県の沿岸部は もともとインターネット環境はあまり整備されておらずNTT/docomo 以外の通信システムは使えないという事が挙げられました。
これに対しても早急に調べて頂いて、最終的に個人で色々動くより 企業にサポートして貰うのがコスト面でも負担が無く間違いも無いだろうと言う事になりました。
具体的にどういうアプローチをしたかというと、偶然というか必然だと思いますが 宮脇さんの近しいところにNTTの関係者がいらして、NTTドコモ本社経由でNTTドコモ東北に 働きかけてくれました。
よくよく聞いてみるとやはり、こういう状況なので NTTドコモとしても行政からの依頼さえあれば被災地での携帯電話・インターネット通信端末の 無料貸し出しなどをしていたようで大槌町でも既に幾つか提供されていました。
それでは一先ず必要が無いかと思われましたが、丁度、電話の固定回線が復旧されたという理由で 携帯電話の貸し出しの期限が切れて回収されるところでした。
そこで直ぐにNTTドコモ東北を通して大槌町の担当の方に連絡をしてもらい 職員とボランティアの方が使える携帯電話とネットの通信端末を確保して貰いました。
こういう場合は、通常、行政の担当の方が依頼をすれば延長であったり 特別な措置が取られる事もあるようですが、如何せん現場は震災から2ヶ月経ったとはいえ まだまだ混乱状態です。
全てにおいて対応に追われている状態で、なかなか細かいところまで 気が回らないのが現状の様です。
今回は、離れた場所にいてもしっかり現地と 情報を交換できれば色んな形でサポートが出来ると言う事が実感できました。
今後も日々状況が変わる中で、何か出来る事が無いか探して駄目もとでも トライして行ければと考えております。今回は宮脇さんにかなりご尽力頂きまして 本当に心強く頼りになりました。
今後ともご協力頂く事が沢山あると思いますので 宜しくお願い致します。
この場を借りてお礼申しあげます。ありがとうございました。
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