引越し現場マニュアル:004:ダンボール箱の持ち方
ムービングエス(株式会社ムーバーズ)の引越し現場用マニュアル、4回目にご紹介するのは「ダンボール箱の持ち方」です。
安全かつ効率的にダンボール箱を運ぶには、やはりコツがあります。
ダンボール箱の持ち方
上の写真のように、ダンボール箱を2つ重ねて持つのが基本です。
右手で上下のダンボールが接する部分を押さえ、左手で下のダンボール手前の底面を持ちます。
持ち方を統一することにより、受け渡しをスムーズに行うことができます。
(その他の小物に関しても、同じ発想の持ち方を基本とします。)
右手の使い方:
上のダンボールに指3本、下になっているダンボールに指2本がかかるようにしてバランスをとります。
ダンボールの渡し方、受け取り方
双方が同じ持ち方をすることで、手がぶつからず、スムーズな受け渡しが可能になります。
受け渡しの際は、以下の例のように必ず声を掛け合い、確認します。
渡す側:「はい!」
受け取る側:「もらいました!」
悪い例1
ダンボールを3つ以上重ねると、視界が妨げられ、危険です。重ねるのは必ず2つまでです。
悪い例2
ダンボールを縦方向に持つ。
ダンボールには長い面と短い面がありますが、写真のように長い面が横にくるように持つと、前方を押さえている右手側を壁に当ててしまう可能性が高くなります。
持ち上げるだけでしたらいろいろと方法はありますが、安全かつ効率的に引越し作業を行なうため、このようなルールを設けています。