引越し現場マニュアル:007 ガラスの梱包(棚の戸など)
本日はムービングエス(株式会社ムーバーズ)の引越し作業マニュアルから、ガラスの梱包についてご紹介します。
ガラステーブルの天板や窓ガラスなど、ガラスもさまざまですが、ここでは下の写真のような、戸棚に使われるような大きさのガラスを想定します。
まずガラスは一枚ずつダンボールを使って梱包します。
このとき、上の写真のように、ダンボールは表面が内側になるように使います。
梱包し終えた状態で表面が見えていると、単に折りたたんであるダンボールと間違えやすいからです。
ダンボールを折った部分に厚みがありすぎると、内側に隙間が出来やすく、ガラスが動きやすくなってしまいます。
そこで、上の写真ではダンボールのある一面を切り取っています。
ダンボールの切り取りにハサミは不要で、手で切り取ることができます。
ダンボールを折ってガラスを包んだ状態です。
余分なダンボールを一枚分切り取ったため、隙間ができることなく、ガラスをしっかり固定できます。
ガラスを包んだダンボールをテープでとめます。
まずは上の写真のように中央に1本通るようにします。
テープで留めた部分を横から見た様子です。
このようにしっかり留めることにより、中のガラスが動きづらくなります。
ガラスの角にあたる部分、4箇所も、同様にテープでしっかり留めます。
最後に、運搬中、または引越し先で他のスタッフが見ても分かりやすいよう、中身の詳細を書きます。
このように梱包することで、ガラスも安全に運搬しやすくなり、安全な引越し作業が可能になります。