新築一戸建に引越されたお客様の事例です。

半年間住まわれた仮住まいのお宅から、待ちに待った新築一戸建への引越しです。

ご新築おめでとうございます！

引越し当日はお日柄もよく引越し日和でした。

新居までは近く、フリー便でも充分に引越しが可能な条件でした。

フリー便は開始時間が遅くなるのと、朝のスタートと比較すると開始時間が直前まではっきりしないというデメリットがありますが、引越し料金がお安くなるため、訪問見積もりの際にお勧めしました。

今回のお客様は、IKEAの家具をたくさんお持ちでした。IKEA家具を運ぶ際の注意点もご紹介いたします。

引越し前にお客様が不安に思われていたこと・ご要望

・新築引越しなので引越し先の養生をしっかりやってほしい

・2Fに上げる家具が階段を通るか心配

ＡＭ便の引越しが終了した後、お客様に到着予想をご連絡しました。

おおよその目安としてお伝えしていた時間帯より大幅に早く到着可能となったため、お客様にそのことをお伝えし、同意をいただいた上で、早めに引越しをスタートすることにしました。

引越し元である仮住まいのお宅に到着したのは12：30分でした。

以下、引越し荷物を搬出する前のお部屋の様子です。

2F洋室。

2F寝室。

写真のダンボールは、仮住まいのお宅に引越しをされた時のものを再利用しています。

写真で上の方に書かれているのは、仮住まいのお宅へ荷物を運び入れる際の行き先です。

今回の引越しに関する情報は、緑色のテープに書いていただきました（※）。

「キッチン小物 2F」と書かれています。

仮住まいの場合は、このようにダンボールを保管して再利用されるお客様が多いです。

※ 実は現在ムービングエス（株式会社ムーバーズ）で使用しているダンボールには、再利用を想定してメモ欄が2つ用意されています。再利用の際は「①」の欄にバツをし、「②」の欄をお使いください。

（今回ご紹介している事例は時期がかなり古いため、お使いいただいているダンボールも古いものでした。）

トラックの荷台に引越し荷物を積み込んでいる様子です。

さまざまなサイズのダンボール箱がありますが、問題はありません。

無駄なくしっかり積んでいきます。

仮住まいで保管されていたダンボールは少し強度が弱くなっている可能性があります。

ダンボールを積み重ねる際は、再利用のダンボールが潰れることのないよう、強度に注意して積む順序を決めます。

衣装ケースを搬出する際、底の部分にひび割れを見つけました。

引越し作業で生じたひびでないことをお客様にご確認いただいた上で搬出しました。

お客様がひび割れにお気づきでない場合、運んでしまった後で「元からあったひびです」とお伝えしても、お客様としては判断に困るからです。

部屋から荷物を出すスタッフ、トラックコンテナでその荷物を積むスタッフ、それぞれが細かい部分まで確認しながら搬出作業を進めます。

ムービングエス得意の家電をお掃除するサービス。

新築に引越されるので、家電も新品同様に磨きます！！

（外側を綺麗にします。洗濯機の中などは対象外です。）

冷蔵庫も綺麗にしました。

冷蔵庫が喜んでいます＾＾

上の写真はIKEAのテレビボードです。

IKEA家具のように、お客様がご自分で組み立てる家具は、グラグラすることがあるのも事実です。

組み立ての際にしっかりネジを締めないと、運搬中に壊れる可能性もあります。

この点に注意し、確認してから運搬します。

※家具によっては、事前にお客様に分解していただくこともあります。

通常の家具専用梱包材で梱包した後、ロープで固定します。

固定する理由は、運搬中に家具がぐらつき壊れないよう、念のためです。

これなら安全です。

2Fに置かれていた本棚を、窓から吊り下ろしました。

手馴れた作業で順調に搬出していきます。

こちらもIKEAの家具です。前面がガラスになっております。

しっかり組み立てられており、このまま運搬可能でした。

ガラスの面を養生版で覆い、その上に家具専用梱包材を巻きます。

これならガラスも安心です。　

家具の棚板はすべて外し、運びやすいよう梱包しました。

棚板をそのままにして運ぶと、吊り作業のようにイレギュラーな作業で家具を傾けた際、中で棚板が外れて家具の内側に傷が付く可能性があります。

また、最悪の場合は棚板が外れて落ちてしまうことも考えられます。せっかくの新築の床に傷を付けるようなことがあってはいけません。

予め棚板を外しておくのは、こうした理由からです。安全に引越し荷物を運ぶための対策は徹底しております。

トラックへ引越し荷物を積み込む作業は14：30分に終了しました。

この後は引越し先へ向かいます。