アンティーク調家具のある引越し[1]搬出の段取りと梱包

- 区間
- 港区から港区
- 時期
- 8月
- 特色・こだわり
- アンティーク調家具、大型家具の特性に合わせて必要な準備を的確に行う
- トラック・作業員
- 4名作業、2tロングトラック1台+2トンショートトラック1台
- 開始予定時間帯
- AM便
- 要した作業時間
- 8時間
- 金額(参考)
- 118,000円
※金額は上記以外の様々な条件により異なります。

今回ご紹介する引越しはアンティーク調家具を沢山お持ちのお客様の事例です。
アンティーク調家具、海外製家具の扱いにはいくつかの注意点があります。
・海外製の家具は大きいので引越しの運搬に関する作業段取りが異なる
・猫足と言われる家具の足の部分は梱包、運搬に注意を要する(後で写真でご紹介いたします)
・家具の分解組み立てが複雑
大きくはこの3点です。
やはり作業時間も変わってきます。
引越しの段取り、家具の搬出搬入作業をご紹介します。
引越し前にお客様が不安に思われていたこと・ご要望
・大切なアンティーク家具を壊されたくない
・家具が大きいので引越し先に全部入るのか不安
・油絵が沢山あるので運搬が不安
引越し元に到着。
マンションの養生作業を開始します。
エレベーターの養生です。
管理人さんにエレベーター2台の使用許可をいただきました。
1台のみで作業するよう指示をいただく場合もあります。
エレベーターの使用はもちろん住人の方、優先です。
住人の皆様にご迷惑が掛からないように作業します。
元々エレベーターの中はマット素材のもので養生してありました。
鏡の部分がありましたので養生します。
慎重に運搬するのでこの養生は必ずしも必要でない場合がありますが、マンション内で引越作業中であることが住人の皆様に伝わりやすいという意味もあります。
リビングのドアです。
アンティーク調家具は幅を取ることが多いので搬出通路を広げるため、ドアは全て外します。
ワンタッチで外れます。
スタッフはこうした作業にも慣れているため、手際よく準備を進めます。
台車が置いてある方向にエレベーターがあります。
このままでは玄関の扉が邪魔になり、作業がしづらいので、外します。
玄関扉もドライバー1本で外します。
もちろん作業終了後には戻します。
外せるドアはすべて外しました。
これで搬出通路の確保ができました。
さあ、作業開始です!
お客様のアンティーク家具です。
立派な家具です!
同じデザイン、シリーズのものが沢山揃えてあります。
家具の足の部分に注目!
これが猫足と呼ばれるもので、運ぶ際に注意が必要です
※すべての家具が猫足でした。
大型ソファー。
運ぶ際、クッションはふとん袋に入れて運びます。
なるべくコンパクトにします。
ガラステーブルです。
ガラステーブルを梱包します。
まず、ムービングエスのダンボールを広げ、2枚繋げます。
ガラスを包みます。
ダンボールで包んだ後、キルティングの梱包材で2重に梱包します!
この方法が一番安全です。
次にアンティーク調の食卓テーブルを運びます。
テーブルを逆さまにします。
傷が付かないようにキルティングを敷きます。
テーブルの足の部分を見てください。
テーブルと言ってもまん丸ではありません。少しテーブルが出ています。
これもアンティーク家具の特徴です。
テーブルの足を外します。
天板の梱包状態です。
天板の裏が凸凹しているので、キルティング梱包材を2重にして梱包します。
これで安全!
経験豊富なスタッフが最適な梱包方法を判断します。
足を梱包します。
キルティングで足を一本ずつ梱包します。
肉厚な梱包材なので安心です。
椅子を梱包します。
椅子全体を包み込みます。これで安心!
大型家具と油絵の梱包に続きます。